シンプルな外観が親しみやすい輸入住宅
2011年10月06日 21時46分
駅までの通り道に、ぱっと目を引く外観の家があります。木の風合いを生かしたその家は、屋根の広い面が正面を向いていて、その下の壁の中央に玄関があり、両側に二つの窓があります。それがまるで顔のようにも見えるのです。アメリカの開拓時代の面影を残した輸入住宅ですが、とても懐かしい感じがする家なのです。その理由は、子どものころに大好きで読んでいた「ちいさなおうち」という絵本に出てくる家に、とてもよく似ているのです。
「ちいさなおうち」は、初めは自然に囲まれているのですが、周囲の開発が進み、いつしかビルに囲まれた陽の当たらない場所に立つ家になってしまうのです。やがて、かつて「ちいさなおうち」に住んでいた人の子孫がやってきて、家そのものを引っ越しさせて、元のように自然の中に立つ家に戻るのです。その「ちいさなおうち」によく似た輸入住宅の外観は、実にシンプルです。アメリカの開拓時代の家を模しているので、簡素な感じがするのも当然ですが、飾り気がなく、それでいて温かい雰囲気を感じさせます。
アメリカやオーストラリアの家がシンプルにできているのは、そこで暮らしながら自分で徐々に家に手を加えて、完成させていくという考え方をするからだそうです。そういえば、映画や小説でも、よく家にペンキを塗る場面が出てきます。カントリーテイストのファブリックや小物が、カラフルで可愛いいのも、シンプルな家を布や食器できれいに飾りたいからかもしれません。自分好みのインテリアにこだわる人には、シンプルな輸入住宅はおすすめかもしれません。